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TOP  >  ドキュメント  >  小説  >  架空戦記「GameDojo大戦」(仮名)  >   ワンマンアーミー

「さて、どうするか」

竹田津は一匹狼である。一匹狼とは、群れからはみ出した狼を指す言葉ではない。一匹でも集団に匹敵するだけの戦力を持った狼のことを言う。そう、ゴルゴ13のような。

「とりあえずは常時監視の体制を作らないとな」

竹田津は世話になっている会社に「インターネット市場調査のため」という名目で稟議書を上げた。稟議書は受理され、これで公にGameDojoを監視する体制が整った。まずはOK。

「とりあえずワンマンアーミーで行くか」

その他の勢力の戦力が当てにならない今回の場合、ワンマンアーミーは好都合である。指揮官自らが、斥候、参謀、実働部隊を兼務するので、作戦の実行に齟齬が生じない。

竹田津は自軍の戦力を再確認した。作戦立案能力S、作戦遂行能力S、企画力S、文章力S、プログラミング能力S、美術B、音楽B、自由に使える時間A、つまり総合評価A+。

「でも、しばらくは忙しくなりそうだな。それに作戦大綱を決めないと」

竹田津はつぶやいた。

 

(*注意* 登場する人物、団体等は、全て架空のものです)

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作成:2008-7-26 20:01:41
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