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TOP  >  ドキュメント  >  小説  >  架空戦記「GameDojo大戦」(仮名)  >   基礎・歴史会戦開始

「さて、どうするか」

 「歴史」というのは「数学」にくらべて 定義されていない事が多い。しかも何が史実だったのかの見極めも難しいし、史観によって見る立場も違ってくる。

 竹田津は司馬史観派である。司馬史観とは小説家の司馬遼太郎が確立した史観で「人間に対する愛情と合理性、そして歴史に対する真摯な態度」が特長である。

「この際、陽明学と司馬史観をつなげて、総力戦をやるか」

 その時、基礎には次のような問題が掲示されていた。


基礎教室課題 (10月18日)
道徳哲学課題 (単位1)

<挨拶と応答の基本>

ケーススタディ
(1)
挨拶の出来ない、新入社員のAくんは6ヶ月で会社を辞めさせられました。
上司達や先輩同僚から嫌われたのです。

(2)
某社の開発室の扉には、元気に挨拶しましょうと張り紙があります。

(3)
出世する社員の条件の基本を尋ねたところ、大部分の管理職が応答の良いことをあげました。

(4)
仕事を与えた時、確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねるの三項目を満たした人間と給与の関係、あるいは営業成績の関係を見ると、はっきりした因果関係が見受けられました。



師範説明
こうした実際のケースを見る限り、挨拶がきちんとできて、確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねることをやれば、”優秀な”人間となるらしい。

これはこれで、不思議なことである。

そもそも(良く考えれば)挨拶とは、奇妙な風習である。
社会的な場で行われる符丁とでもいおうか。
なんで挨拶が悪いと腹を立てる人がいますか?

はっきりいえば、その社会的な場(文化圏)に属していない人間に取ってみれば、まったく理解に苦しむたぐいのものである。属している人間にも分かっているかどうかあやしい。

応答と言うのもそれを知らない人間にとっては奇妙な風習である。
なぜなら、学校ではこれを教えないからである。ゆえに、これが身についてない人間が非常に多い。
そんなに重要なら学校で教えればいいじゃんと、思わなくもない。

今回の課題はこの素朴な疑問を納得させ、実践させるためのものである。


設問
(下記を解いて掲示板にUPせよ。カンニング、討議、可。三人までのチームをつくっても良い。解答に対する採点のみをDOJOは行う。)

Q1 挨拶とは人類の発展段階でどのようにして生まれたか。答えよ。
Q2 なぜ挨拶できない人間が社会(というより目上の人間)から排斥されるのか。メカニズムを明らかにせよ。
Q3 どんな挨拶が評価されるのか。正しい挨拶とは?
Q4 挨拶をしないほうがいいケースとはどんな時か。
Q5 確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねること が、なぜ必要か。そのメリットはなにか。
Q6 確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねること を学校で大々的にやらないのはなぜか。歴史的に見て、なぜそうなのかを示せ。
Q7 確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねること をしないほうがいい時とは、どんなときか。
Q8 確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねること は、なぜ歴史的に発生したのか。
Q9 どんな確認、途中報告、終了報告、終了後の指示を尋ねること が良いものか。
Q10 この課題の所感をのべよ。


習ったのはいいが、忘れないように。
外交統率術課題   (単位1) (10月22日)
外交統率術課題   (単位1)

外交とはなにか?


ケーススタディ
(1)
外交官とはペテン師の親戚で、虎の意を借りる狐の親玉である。

(2)
メッテルニヒ。


(3)
領事の語源は古代ローマの前執政を意味する。

(4)
外交音痴で有名な日本だが、この50年国土を戦場にしてない点、最低水準以上の成果はあげている。


(5)
昔、ソ連の書記長に西側の子供達が手紙を送ったことがある。
その時は丁寧な自筆の返事と大きなピアノが届けられた。
思うに、この出費で第三次世界大戦が避けられたとすれば、それは安い買い物であったのではないか。

(6)
ゲームを作るにおいて最大の難問は企画もプログラムでもなく、外交と内政である。



師範説明
外交とは他者との交わりである。厳密に言えば、自分以外の全てとのやりとりは外交になるはずであるが、日本で言うところの「水臭い」から、一般に仲間内では外交と言う言葉を使わないようにしている。(このときは一般に内政という。)
が、いかに言葉で遊ぼうと、外交は外交である。内向きの外交パフォーマンスなどというものは、内の政であるが、その本質は他者との交わりであって、それ以上ではない。

外交とは有利な条件での交渉を結実することに真髄がある。
外交の断絶、あるいは破綻は戦争を意味するため、通常戦争を避けようとする場合、(距離をおくことが出来ないなら)可能な限り外交チャンネルを開くようにするのが普通である。
この交渉という一事と、外交、内政という言葉の存在ゆえに、これらを総称して”談合”と呼ぶ時がある。 外交は談合と談合を成立させるまでの過程を言う。

外交は、常に以下の段階を取る。

0.常態
1.接触(コンタクト)
2.提示
3.条件闘争
4.調印・実行
5.評価と見なおし

以上である。
常の生活があり、必要が発生した時点で外と接触し、要求を提示しておりあいをつけ、これを実行にうつし、それで十分だったかどうかをあとで検討する。
以上終わりである。 常々挨拶したり年賀状送ったりする外交行動は、常に迅速な行動を期待するために1(接触)を続けていることを意味する。


ゲームにおける外交とは、ゲーム制作の最重要課題である。
なぜなら、現在の商用ゲームは一人で制作しないからである。それどころか商規模が大きくなればなるほど、参加、投入される人数が増え、よって外交が必要となる。
外交がうまく出来ていなければ自分の働きを認めさせることも、うまくプロジェクトをまとめあげることもできない。
故に、外交技術を必須とし、これを学ばせるものである。


設問
(下記を解いて掲示板にUPせよ。カンニング、討議、可。三人までのチームをつくっても良い。解答に対する採点のみをDOJOは行う。)


Q1 外交とはなにか?

Q2 外交とはなんのためにあるのか? 何を目的とするのか。

Q3 条件闘争とはなにか。

Q4 評価と見直しとはなにか?

Q5 外交のプロセスを、身近な例で例えて紹介せよ。

Q6 ゲーム制作でなぜ外交を学ぶ必要があるのか。具体例を想定して書け。

Q7 お中元という外交行動の意味を書け。

Q8 所感を述べよ。
外交統率術課題(2)   (単位1) (10月26日)
外交統率術課題・2   (単位1)

外交の失敗

ケーススタディ

(1)
1941年。日本はアメリカとの戦争に突入します。

(2)
1904年。日本はロシアと戦争をおこないました。


師範説明
外交の失敗を戦争はじまりとする言う向きもあるが、不可避的に起きてしまった戦争というものもある。
これを構造的戦争といい、外交が口を挟む余地がなかったことを示す。
(これは外交以前の問題であり、外交に責を着せるのはどうかというもっともな話がある)

構造的戦争は地勢それに伴う経済展望と軍備状況によって起きる。
太平洋戦争が起きたのは日米海軍が共に軍拡を続けた結果であり、この起点は日露戦争の終結まで溯る。

この構造的戦争における外交の意味とはなにか?
それは開戦のタイミングをずらすこととにある。

戦争が不可避なら、外交とは最も良い交戦タイミングを計り、それに近づける存在となるわけである。 太平洋戦争における日本外交の失敗は、二正面作戦どこ ろか三正面作戦を起してしまったところにある。(連合国側から見れば、それこそが望む交戦タイミングだったと言える)
戦争は不可避であるにしても、戦うタイミングをもう少しづつずらすことは出来なかったのかというわけである。


構造が戦争を引き起こす形になっている場合、外交はこれを最後までごまかすことが出来ない。虚実の実の部分が戦争に引きずり込まれれば、虚も戦争に巻き込 まれる。(余談:これを積極的に行うのが戦争を行うための政治的戦闘行為、つまりテロリズムである。和平を失敗させるためにはテロをおこなうのが一番とい うわけである)

外交の失敗を戦争とするならば、それは最初から”いつ失敗をするのかを計る存在”が構造的戦争下の外交であると言える。


ゲーム会社の場合、法律と市場原理、自社の努力が他社との不可避的な競争を強ると言う構造であり、その点で同業他者との戦争は不可避であるとも言える。
ゲーム会社での外交とは、その点いつ開戦するかを計るものであると言える。


○開戦タイミングを遅らせる商品リリース
勝負を決める商品、すなわち戦争を引き起こす商品を慣行では戦略商品といい、アルファ・システムの場合はガンパレード・マーチがこれにあたる。
では戦争以前の状態はどうかというと、それは”月並みな商品”(つまりはそこそこの商品、他者とはりあう程度のもの)のリリースにあたる。
ゲーム会社にとっては戦略商品をいつリリースするかが、もっとも重要な施策であり、外交とはこれに付随するものと言うことが出来るわけである。

まずもって競争に敗れる危険な会社とは、この認識があまい会社と言える。


設問
(下記を解いて掲示板にUPせよ。カンニング、討議、可。三人までのチームをつくっても良い。解答に対する採点のみをDOJOは行う。)

Q1 地勢とはなにか? 説明せよ
Q2 構造的戦争とはなにか?
Q3 構造的戦争に至るまでの外交の役割を説明せよ。
Q4 構造的戦争開始から終結までの外交の役割を説明せよ。
Q5 ゲーム会社の同業他社に対する外交とは、どういうものか。
Q6 ガンパレード・マーチの開戦タイミングはどれくらい速すぎたのか、遅すぎたのか。どのタイミングでの開戦がのぞましかったのか?
Q7 X-BOXは戦略商品か? その根拠は?
Q8 ゲームキューブは戦略商品か? その根拠は?
Q9 どのようなタイミングでどのような形で戦略商品をリリースするのが最良なのか。それに近づけるために外交はなにをするためのか。述べよ。
Q10 所感を述べよ。
外交統率術課題(3) (単位1) (10月26日)
外交統率術課題(3) (単位1)

外交・統率専門の人員


ケーススタディ

(1)
うちの会社で言うと、ディレクターは1992、から3年頃に独立した職種になりました。それまでは兼業でしたね。最初はあんまりつかえない人間を転科させる形で補充していましたが、そのうち有能な人間をあてるようにしました。
今ですか? 一番重要な仕事だと思いますけど。
(あるゲーム会社(笑)の社員証言 2001.10.26)


師範説明
昔ゲーム制作は一人何役もこなすのが普通であった。
これはプロジェクトの規模が大きくなるにつれて分業化、専業化し、ついには専門の内政人員を生み出した。これをディレクターと言う。(アルファ・システムでは明確に指揮官、副官、独裁官と呼ぶ)

ディレクターとならんで表記されるものとしてプロデューサーというものもあるが、ここら辺は(国内では)かなり曖昧な仕事の位置付けとなっている。プロデュースをしない人でもプロデューサーを名乗ったりするのでややこしい。

アルファでは編成上、プロデューサーを持たない。この職は販売を担当する会社が受け持ち(すなわち外部にもち)、社内の最高位を指揮官が取ることとなって いる。指揮官には副官(プロジェクトコンダクター)と、機関団(機関長以下の設計スタッフ)がつく。プロジェクト規模が大きいとさらに問題解決指揮団(タ スクフォース)が配属される。

アルファの場合、特殊なのは独裁官制度である。これは緊急事態の場合に限り指揮官の上に独裁官が臨時に就任し、その上には誰もおらずという権力と権威でかかるプロジェクトにふりかかる問題を解決するというものである。
独裁官はリリーフであり、通常、2ヶ月でその職を辞し、旧命に戻る。


人数がおおくなればなるほど、これを管理するのが難しくなる。これを管理するのが管理職であり、指揮官の仕事である。
昔は年長のプログラマや腕のいい企画が管理していたが、とても兼業ではやっていけないほど人数が増えたわけである。 今やこの管理職の出来が、プロジェクトの成否を決めると言って良い。



設問
(下記を解いて掲示板にUPせよ。カンニング、討議、可。三人までのチームをつくっても良い。解答に対する採点のみをDOJOは行う。)

Q1 指揮官は普段通常業務で何をし、何を目的とするのか。考えを述べよ。
Q2 一人で直接指揮を執れるのは何人が限界と思うか、考えを述べよ。
Q3 どのような人間が指揮官として適正があるか。考えを述べよ。
Q4 独裁官とはなぜ存在するのか、その背景を推察してのべよ。
Q5 副官とは普段通常業務で何をし、何を目的とするのか。考えを述べよ。
Q6 指揮官がしっかりしていない場合、そのプロジェクトにはいかなる弊害がありえるのか。
Q7 理想的な指揮官が指揮を執った場合、プロジェクトにはいかなるメリットがもたらされるのか。述べよ。
Q8 所感を述べよ。

 つまり、アルファシステム相手に、外交をやり、破綻させ、構造的戦争を仕掛け、自分が独裁官となってこれを撃破する。これを実際にやってみせ、体現することで敵を圧倒する予定だ。

 竹田津は準備射撃として、次のメッセージを書き込んだ。


No.32/Re[2]: 参考資料
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/20(Sat) 01:21:33)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/2/3320210.html

    「論語」
    金谷 治 訳注・岩波文庫・760円
    ISBN4-00-332021-2

    古代中国の大古典「四書」のひとつで,孔子とその弟子たちの言行を集録したもの。


    私、個人的には朱子学派ではなくて陽明学派なんですが、いわゆるスタンダードとしての基本テキストです。

    詳しくは上記URLで。
記事No.22 のレス /過去ログ1より / 関連記事表示
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No.34/Re[3]: 書籍「論語」
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/20(Sat) 02:15:53)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/2/3320210.html

      ちと脱線なのですが、

    「論語読みの論語知らず」

    という言葉があります。言葉の意味だけに執着するあまり、実際とはかけ離れることの例え、です。肝に銘じたいところですね。

    あ~、ロンゴ、ロンゴ(←が実は書きたかっただけだったりします)。
記事No.22 のレス /過去ログ1より / 関連記事表示
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No.85/書籍「一外交官の見た明治維新」
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/23(Tue) 17:57:34)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/8/334251+.html

    「一外交官の見た明治維新」全二冊
    アーネスト・サトウ 著・坂田 精一 訳・岩波文庫
    「一外交官の見た明治維新 上」ISBN4-00-334251-8・660円
    「一外交官の見た明治維新 下」ISBN4-00-334252-6・660円

    幕末・維新時のイギリスの青年外交官アーネスト・サトウの回想録。「おだてとモッコにゃのらねえ」という江戸弁まで話した、粋な人。

    別に課題を解く時でなくても、司馬遼太郎の著作を読むなら、一度、読んでおいた方が話の面白さが倍増する。

    詳しくは上記URLへ。
記事No.83 のレス /過去ログ2より / 関連記事表示
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No.127/「坂の上の雲」
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/26(Fri) 18:33:20)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/8/334251+.html

    「坂の上の雲」全8巻
    司馬遼太郎・著/文春文庫/各552円

    個人的に言って、司馬遼太郎の最高傑作。なんで読まないかなあ(苦笑)


    外交統率術課題(2)(3)を回答するなら、これ読んでからにした方がいいですね。
記事No.3 のレス /過去ログ3より / 関連記事表示
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No.1098/書籍「新訂 孫子」
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/18(Thu) 15:01:17)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/9/3320710.html

    「新訂 孫子」
    金谷治 訳注・岩波文庫・500円
    ISBN-4-00-332071-9

    課題にもありますが、「いわゆる孫子の兵法」。今回の基本テキストの一つでしょう。
記事No.1096 のレス /過去ログ30より / 関連記事表示
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No.1101/Re[2]: 参考資料
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/18(Thu) 15:16:08)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/34/X/341151+.html

    「戦争論」(全三冊)
    クラウゼヴィッツ 著・篠田 英雄 訳・岩波文庫
    「戦争論 上」ISBN4-00-341151-X 700円
    「戦争論 中」ISBN4-00-341152-8 800円
    「戦争論 下」ISBN4-00-341153-6 860円

    西洋から見た近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学書。エンゲルス,レーニンなどにも多くの影響を与えた。

    詳しくは上記URLで。
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No.1131/書籍「君主論」
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/18(Thu) 18:09:15)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/34/3/3400310.html

    「君主論」
    マキアヴェッリ 著・河島 英昭 訳・岩波文庫・760円
    ISBN4-00-340031-3

    「マキャベリズム」の言葉の由来となった、ルネサンス期イタリアの政治的混乱を生きた政治学者、マキアヴェッリの著書。「Diplomacy」のゲームデザインのバックボーン(と個人的には思っている)。

    詳しくは上記URLで。
記事No.1096 のレス /過去ログ30より / 関連記事表示
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No.1142/書籍「歴史」
投稿者/ taked2@1000 -(2001/10/18(Thu) 20:42:02)
U R L/ http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/33/5/334051+.html#SERIES

    「歴史」(全三冊)
    ヘロドトス 著・松平 千秋 訳・岩波文庫
    「歴史 上」ISBN4-00-334051-5 800円
    「歴史 中」ISBN4-00-334052-3 700円
    「歴史 下」ISBN4-00-334053-1 800円

    「歴史の父」ヘロドトスの著書。ペルシア戦争を頂点とする古代ギリシアの戦争と外交。

    詳しくは上記URLで。
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基本戦略は陽明学と司馬史観で、基本戦術は孫子と戦争論でいく。外交は君主論で決まり。

「かなりの大勝負になりそうだな」

 竹田津はかつてない闘いの予感を感じていた。

 

(*注意* 登場する人物、団体等は、全て架空のものです)

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作成:2008-7-26 21:03:09
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