9.基本操作 ~ブロックの管理編~

ブロックというのはXOOPSで何を表示するか決めるものなのでかなり頻繁に設定を行う。特にメニューなどを使いやすくすると印象がガラリと変わるので要チェックだ。

ブロックの区分

XOOPS Cubeでは次のようなブロックがある

  • サイドブロック - 左
  • サイドブロック - 右
  • 中央ブロック - 左
  • 中央ブロック - 右
  • 中央ブロック - 中央

見かけ上は左側にブロックがないサイトなども見かけると思うが、これらは「テーマの設定でサイドブロック-左を右側に表示している」わけで、上にあげた区分というのは論理的なブロック分けだ。
ブロックを配置する場合は、どのブロックに配置するのか考えておく必要がある。

ブロックの追加

ブロックは通常、モジュールを追加すると新たに使えるブロックが増える。その中から必要なブロックを追加することになる。
とりあえず現在複数のテーマがインストールされているので「テーマ選択」のブロックを追加してみよう。
ブロックのインストールは、管理メニューの「互換モジュール」「ブロックのインストール」で行う。

9-1.PNG

この中から「互換モジュール」「テーマ選択」の右側の「操作」の「インストール」アイコンを押す。

9-2.PNG

「ブロックのインストール」でブロックの設定を行う。

  • タイトル
    ブロックに付くタイトル
  • 表示サイド
    ブロックを表示する区分
  • 表示先のモジュール
    ブロックを表示するモジュールを指定する。メニューのように常時表示する場合は「すべてのモジュール」を選択する。ブログが表示された時だけ右側にカレンダーを表示したい、といった場合はここで個別に指定する。テーマの選択はいつでもできた方が便利なので「すべてのモジュール」を選択。
  • アクセス権のあるグループ
    ブロックが表示されるグループの設定。ゲストにはテーマの選択を変えさせたくない、といった場合は、ここで選択から外しておけばいい。
  • オプション
    ブロックによって選択できるオプションが変わってくるので、ここで指定する。

「インストール」を押すとインストール完了。最初の画面に戻って「テーマ選択」メニューが追加されているのを確認、選択できるかやってみよう。

ブロックの並び順の変更

ブロックの並び順を変えるには管理メニューの「互換モジュール」「ブロックの管理」で行う。

9-3.PNG

ブロックは同じ区分のブロックで「並び順」が小さい順に表示される。「メインメニュー」の方が「ログインメニュー」より上に表示された方が使い勝手がよさそうなので、そのように並び順を変えてみた。

ブロックのアンインストール

ブロックをアンインストールするには管理メニューの「互換モジュール」「ブロックの管理」で行う。アンインストールしたいブロックの右側の「操作」の「アンインストール」アイコンを押す。

カスタムブロックの追加 ~画面が寂しいなと思ったら~

XOOPS Cubeでは自分で好きなメッセージを作ってそれをブロックとして追加することができる。それが「カスタムブロックの追加」だ。とりあえず中央ブロックに何も表示されていないのは少々寂しいので、中央ブロック-中央に「工事中」のメッセージを表示してみることにする。
管理メニューの「互換モジュール」「ブロックの管理」で「カスタムブロックの追加」を選択する。

9-4.PNG
  • タイトル
    ブロックのタイトル。とりあえず「ようこそArtSoftwareWorks.Netへ」とでもしておこう。
  • 表示サイド
    「中央ブロック - 中央」を選択。
  • コンテンツ
    テキストエリアに、
    <div style="text-align: center;">
    ただいま工事中です。ご迷惑をおかけしております。
    </div>
    と書いておく。
  • タイプ
    「HTMLタグ」でOK。テキストエリアに書いたHTMLはそのまま有効になる。
  • 表示先のモジュール
    とりあえず「トップページ」を選択。
  • アクセス権のあるグループ
    「サイト管理者」「登録ユーザ」「ゲスト」全てを選択。

送信を押してカスタムブロックを追加。最初の画面に戻ってメッセージが表示されているのを確認する。

9-5.PNG

まあ、カスタムブロックはちょっとしたメッセージやHTMLを書きたいときは重宝するが、あまりやり過ぎると逆効果になるので注意。

ブロックのタイトルを消したい

ブロックのカスタマイズでよく耳にするのが「ブロックのタイトルを消したい」という要望だ。残念ながらこれを指定する設定情報はない。テーマのソースをいじることになるだろう。