fILOFAX
竹田津恩が愛用している手帳。持っているのはMINI PORTLAND。fIFOFAX製。
こんな稼業をしていて言うのもなんなのだが、俺は基本的にPDAの類ってのは信用していない。いやSONYのPalmtop PTC-300のユーザーだったぐらいで関心はあったんだけどね。でもあれで懲りた。PDAってのは電池がないと使えない。それが致命的。しかも紙ってのはどんなペンでも書ける。PDAは無理だし、液晶のカバーの上をスタイラスでこするってのが嫌い。っていうか俺、発泡スチロールをこすり合わせる音がこの世で一番苦手なのよ。だからどうもあれの感触がいまいち馴染めない。それから手帳は紙と決めている。で、その中でも使っているのがfILOFAXってわけ。
ちょうどライター稼業をはじめた当時、システム手帳ってのが流行った。猫も杓子もシステム手帳を持っていたのね。俺もはじめは2000~3000円ぐらいの安い手帳使ってたんだけど、表面がビニール皮だったんですぐに破けた。やっぱりこういうのは本皮じゃないとだめだと思いfILOFAXにした。っていっても一番よく使われてたバイブルサイズって、いまいち中途半端な大きさなんだよね。しっかりしたモノ書くときはA4サイズの方がいいし、携帯するならポケットに入る方がいい。イギリス人のポケットってのは大きいのかもしれないけど、俺が手帳に求めるのは携帯性なわけで、MINI PORTLANDにした。これって名刺入れやカードホルダー、札入れもついてるのでかなり便利。
システム手帳持った人なら一度は通る道だと思うけど、リフィルにも結構凝った。というかリフィルのシステム的にはTime/Systemがシンプルで個人的には使いやすい。だからリフィルはTime/Systemの携帯版を入れて使ってた。システム手帳で必要なのは、スケジュール、メモ、電話帳なわけでその他のモノは一切なし。ああ、当時はテレカも結構使ってたからオプションでカードホルダーは追加してたかな。
ただし最近では産能大のB6手帳も併用して使ってる。っていうのも田舎だからTime/Systemのリフィルって売ってないのよ。スケジュールとかはB6使ったほうが便利なんで、fILOFAXの方は常時携帯しときたい情報をまとめるために使っている。