複雑学系的相対性理論

複雑学系的相対性理論

基本理論1 「光速を超える物質が現れた場合、光速は相対的に時間0に近づく」

• 光速を超えるような物質(例えばニュートリノのような)が現れた場合、光速は相対的に時間0に近づく。
• 光速は時間0に限りなく近づくだけであって、時間0にはならない。

(解説) この理論の理解には複雑学系的物理学と複雑学系的宇宙論の理解が不可欠である。宇宙とは「因果律的可能性の科学で言う宇宙の総体」であって、観測者が所属する宇宙で「光速を超える物質」が現れるとするならば、光速というのはその物質との相対性において、どんどん時間0に近づくことを余儀なくされる。

基本理論2「電気を含むエネルギーの効率も、観測者が所属する宇宙間で相対的である」

• 「宇宙とは『因果律的可能性の科学で言う宇宙の総体』」が理解できるのであれば、このことも自明であろう。

基本理論3 「観測者の運命もしくは縁も、相対的関係性に収束する」

• 観測者の所属する宇宙における主体は脳である*1。その運命もしくは縁は、主体同士の相対的関係性に収束する。
• 「因果律がほとんど存在する宇宙」では、物事が確率的ではなくほとんど必然的に発生するのは、複雑学系的宇宙論で解説した通りである。

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