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竹田津恩が高校時代にアルバイトで買ったポケット電卓。カシオ計算機製。
インベーダーブームと前後してパソコンの黎明期がやってきた。NECがTK-80からPC-8001、シャープがMZ、日立がBASIC MASTER、AppleがApple][、あとPETとかTRS-80もあったなあ。それと前後してASCIIやI/O、RAMといったパソコン雑誌も創刊されるようになった。どうしても触ってみたい、ゲームしたいんで、土日は電器屋に弁当持って行って1日中パソコンを触っていた。当時のパソコンは使い方は1つ。「プログラムすること」、それしかなかった。
正直言って自分用のパソコンが欲しかったんだけど、とてもじゃないが高校生のバイト代ぐらいで買える金額じゃなかった。でもその時かろうじて買えたのがカシオのFX-702P、搭載言語はBASIC。当時持っていたプログラミング言語の本がBASICだったのでBASICプログラマとしての道を踏み出した。
本に書かれていたサンプルを片っ端から動かして基本が分かったら、後は独自にゲーム作って遊んでいた。携帯ゲーム機といえばゲームウォッチぐらいでゲームボーイなどなかった時代、たった1行の表示とはいえ、これでいろいろなゲームを作って遊ぶことができた。オリジナルのゴルフゲームやブラックジャック、パックマンを作り、授業中に1時限100円で友人にレンタルし、昼のパン代にあてていた。もしこのポケット電卓がなければ、プログラマになることはなかったであろう。
職業プログラマになってもずっと持ってた。関数電卓(2/8/10/16進変換)としても使ってたし、なんだかんだで触っていたな。



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最終更新: 2008-09-13 (土) 06:55:09 (JST) (5917d) by taked2

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