Macintosh 128K
Macintosh 128Kは、竹田津恩が所有したアップル社のパソコンである。
エピソード
- このMacintosh 128Kは、128KByteしかメインメモリを積んでないマシンなのに60万円もした。竹田津は当時手取り月に12~13万円であり、一念発起して財形貯蓄を切り崩して購入した。128Kはカナは使えるものの漢字は使えなかったが、洗練されたGUIに心を奪われた。となるとどうなって動いているのか知りたくなるのがプログラマーのサガである。秋葉原のMacintosh専門店からInsideMac(Macintoshの技術資料)3分冊を取り寄せ、当時手に入った処理系はアセンブラだったので、がりがりアセンブラでプログラムを書いていた。でも3.5インチフロッピー2台だけではろくなことができず、「あー、Cが欲しいなあ」と思うこともしばしば。
- その後、メモリを512にアップグレードするサービスがあったが、たった384KByteのメモリが20万円もする、というのを聞いて断念した。
- このMacintsh 128Kを持ち運ぶキャリングバックを購入し、かなり重かったがどこに行くにも持ち歩いた。松山でパソコン通信の講師をやるときは飛行機に持ち込んだ。師匠の事務所にも持ち込んだことがあり、それがきっかけではないだろうが、師匠も一般紙に当時のMacintosh PlusとLaserWriterで漫画を描いて連載するという恐ろしい試みをやっていた。
- Wizardry1が出たので一時はWizardry専用マシンに。MURASAMA!も10本ぐらい手に入れた。しかしズタ袋に入れたポーションを戦闘中に使うとそのまま残ってアイテムが増えたり、鎧の重ね着ができるなどバグも満載。バイナリエディタ使ってプログラムをのぞいた所、Ice Armorという謎のアイテムがあったのだが、それはついに手に入れることはできなかった。残念。
- その後、コンピュータは文字を入力するための道具になってしまったので、仕事ではMacintoshを使わず仕舞い。挙句に3.5インチドライブが故障したので押入れに突っ込んどく羽目に。
- 何年か後に後輩が、「もったいないから修理出しましょうよ」といってショップに出したのだが、修理が終わっても取りに行くのを忘れてそのままになってしまった。今、どこにあるんだろう。あー、もったいないことした。
Counter: 4931,
today: 2,
yesterday: 1
最終更新: 2008-08-28 (木) 08:28:01 (JST) (5930d) by taked2